バイオ燃料とは?【SDGs検定対策】脱炭素社会を知るための一歩

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皆さんのご家庭では、1か月の電気・ガス代はどのくらいでしょうか。

我が家は、今年8月の電気代とガス代が13200円!
関東で2人暮らしの光熱費としては少し高い方なのでしょうか?

猛暑日が続くと、エアコンは1日中稼働させていました。

暑がりの私は、エアコンの設定温度を以前より1度高くするひんやりグッズを使うことを心掛けて
いますが、個人で出来ることも限られています。

本記事では、SDGsにも関与する「再生可能エネルギー」についての基本事項をご紹介します。
またSDGs検定に関係している歴史も記載しました。興味のある人は是非ご覧ください。

この記事はこんな人におすすめ

・SDGsに興味がある
・バイオマス燃料について簡単に知りたい
・SDGs検定を受ける予定である

日本のエネルギーはどこから?

そもそも日本のエネルギーの7割以上は石油や天然ガスなどの火力発電に頼っています。

石炭による火力発電は、地球温暖化につながる温室効果ガス(二酸化炭素)を排出します。

一方、再生可能エネルギーは二酸化炭素を排出しないためクリーンなエネルギーとして注目されています。

再生可能エネルギーとは?

自然の力を利用した自然環境の中で繰り返し補給されるエネルギーのことを指します。

再生可能エネルギーの種類は次の5つに分類されます。

再生可能エネルギー
  • 風力発電
  • 地熱発電
  • 水力発電
  • 太陽光発電
  • バイオマスエネルギー

再生可能エネルギーのメリット

・枯渇しない
・国内で多くを供給できる
・発電時に二酸化炭素を増加させない
・分散型エネルギーシステムに適している

分散型エネルギーシステムとは、地域ごとにエネルギーをつくる地産地消のようなシステムを指します。

再生可能エネルギーのデメリット

・コストが高い
・出力が安定しない
・広大な土地が必要

天候などに左右されるため、安定した供給のために火力発電と組み合わせる必要があります。

https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/energy2020/007/

バイオ燃料が注目されている

バイオ燃料とは、廃棄物を燃料としています。
そのため廃棄物は再利用され結果的に持続可能な燃料になります。

化石資源を除く動植物に由来する有機物で、エネルギー源として利用可能なものを指します。
具体的な原料は、廃材や木くず、生ごみや家畜の糞尿、サトウキビ、とうもろこし、海藻など。

エコ検定公式テキスト 第8版

バイオ燃料は、地球温暖化防止に貢献するのか?

「カーボンニュートラル」の観点から見ると理論上は、地球温暖化対策に効果があるとされています。

カーボンニュートラルは、二酸化炭素の増減に影響を与えないことを指しています。

植物などの生物に由来する燃料を燃焼させると二酸化炭素が発生する
↓↑
植物の成長過程で光合成により二酸化炭素を吸収する

大気中の二酸化炭素の増減がプラマイゼロ

という考え方だよ

バイオ燃料の課題

トウモロコシやサトウキビなど植物から生成されるバイオエタノール。

輸送費のコスト増や伐採による土壌の炭素放出、食料問題などの視点から、バイオ燃料についてのデメリットや問題点が挙げられています。

参考  https://www.foejapan.org/forest/biofuel/201111.html

SDGs検定対策

SDGsで該当する目標は

本記事に関連するSDGsの目標のメインは2つあります。

目標7:すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
目標13:気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

2030アジェンダを丸暗記することが必要だと受験をしてみて実感しました。

地球温暖化に関する歴史

地球温暖化に関する国際的な取り組みの歴史
  • 1992
    国連気候変動枠組条約(UNFCCO)
  • 1997
    京都議定書 (COP3)
  • 2010
    カンクン合意(COP16)
  • 2015
    パリ協定 (COP21)

    ・世界的な平均気温上昇を産業革命前と比較し2℃低く保つこと。

    1.5℃に抑えるよう努力すること。(努力目標)

    全ての国が5年毎に削減目標を報告する。

  • 2021
    日本では2021年度に、新たに目標を発表

    GHG(温室効果ガス)の排出量を2050年までに実質ゼロにする

※COPは気候変動枠組条約締約国会議のこと。
第21回目がパリで開催されたためCOP21と略されます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page1w_000119.html

現在の再生可能エネルギーの動向

特徴1

日本の太陽光発電は主要国の中で最大である(世界第3位)

特徴2

日本全体の発電量の再生可能エネルギーが占める割合は、
2019年度10.3%
2011年度の占める割合2.6%から増加しています。

2021年10月に資源エネルギー庁から発表された再生可能エネルギーに関する資料が分かりやすいです。

図解SDGs入門はコラムで読みやすい

SDGs検定では統計や数値に関しての問いが多く、正直それだけを覚えようとするのは難しいです。
私は、12歳までに身につけたい SDGsの超きほん (未来のキミのためシリーズ)から勉強しました。

図解SDGs入門は、教科書やテキストと違いカラーで簡潔明瞭です。
見開き1ページのコラムなのが魅力。

個人の見解や理想語りだけではない、世界の事実のみを端的に図表で示しています。

あとがき

脱炭素社会の理解するための、初めの一歩をご紹介しました。

検定対策では、前回の出題傾向から2030アジェンダを読み込むことを優先したいと思っています。

それに加えて、最新のニュースから企業の取り組みを効率よく情報収集したいです。

ご覧いただきありがとうございます。

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