こんにちは、コメダと申します。ブログをご覧いただきありがとうございます。
仕事に関する悩みは人間関係や労働環境など様々ですよね。
看護師一年目の頃、人間関係が原因で仕事を辞めたいと思っていました。
意地悪看護師との関わり方って永遠の悩みだと思います。
今回は経験談ともとに、心の持ち直し方や意地悪な上司との関わり方を中心にお話していきます。
同期が次々と辞めていく1年目の春~夏
コメダは、とある病院で看護師として就職しました。
新人指導係(看護師業界ではプリセプターという)から、毎日指導が入る日々です。
慣れない環境での勤務には大変ですが、同期と励ましあいながら乗り越えていきました。
しかし、毎日努力をしてもうまくいかないことがありました。
わざと指導していないことをぶっつけ本番にさせて困らせたり、大声で威嚇するなど嫌がらせ行為を度々受けることがありました。
意地悪なプリセプターが担当になってしまった同僚は、夏を過ぎる頃には退職してしまい、同僚は半分以下になりました。

心の拠り所だった仲間が辞めるって辛い。
新人看護師に対するハラスメントの実態
秋を過ぎる頃にはとにかく毎日出勤することだけが目標でした。
プリセプターの先輩以外とも業務で関わることが徐々に増え始めました。
新人に対する嫌がらせの代表的な例を挙げます。
・業務中の無視
・わざと聞こえるように悪口を言う
・身体的暴力、「殴るよ」等の脅し
・身体的な特徴に対する執拗な発言
・他スタッフと和やかに話していると癇癪を起こし「ずるい!」と無視される
・休憩中も関わってきてプライベートなことを聞き出そうとする
他の先輩に助けを求められない勤務中の嫌がらせは常習化し、表情だけで嫌な気分にさせられます。
同期も私と同じく嫌がらせに合っていたので、お互いに励ましあったり愚痴をこぼしてストレスを発散していました。
意地悪な看護師の特性
男女含む意地悪な先輩の特徴がありましたので、挙げていきます。
特性①:頑固
確固とした仕事上のルールがあり、その順序が乱れるのを極端に嫌がります。
全く根拠がない拘りであるため、他の先輩に質問したり勉強したりと理由を探りますが
納得できるものではありませんでした。
自分の思い通りに物事が進まなくて、慌ててしまうことが嫌だから だと解釈しました。
特性②:ストレス・コンプレックスを持っている
仕事・プライベートのストレスや様々なコンプレックスを抱えてることに気づきました。
嫌がらせをして発散しているのでしょうが、はけ口にしていい理由など一つもありません。
誰にでも悩みはあると思いますし、うまく自分の中でコントロールしていくしかないです。
「心に闇のはけ口として私達に嫌がらせをすることしか出来ない可哀相な人間」だと思うことにしました。
関わるときに注意していたこと
事前に仕事の準備を入念に行い、堂々とする
緊張していると余計に相手を苛立たせ、業務に支障をきたします。
相手は新人が泣いたり困惑するのを楽しんでいます。
相手を喜ばせまいと、関わる時は堂々とすることを心がけていました。
時には相手に合わせる
余計な波風を立てて患者さんや周囲のスタッフに迷惑をかけたくなかったので、この人の地雷ポイントはどこかということを事前に他の優しい先輩に聞くこともありました。
本人に対しては「初めてなのでここが自信ありません。指導お願いします。(頼りにしています)」というスタンスで質問をしていました。
ハラスメント・嫌がらせを受けた時には
周囲に人がいる状況下で明らかな嫌がらせをされた時は、その場で本人に抗議することが効果的です。
新人が言い返すとは思っていなかったようで、ビックリした顔をされていました。
言いにくい場合は、表情に出さず毅然とした態度で接して、参考になりそうな指導されたことのみを受け取ることに集中していました。
嫌がらせをしてくる人は幼稚
相手は感情的で精神的に幼稚だと思うだけで少し冷静に物事を見れます。
こちらに対して、立場が上だということをアピールしてくる場合、適当に相手を褒めていました。
特におだてて、こちらが疲弊する必要はありません。余裕があるときだけ、無の境地で「すごいすごい!」と褒めてあげました(笑)

へぇーすごいですね!(夕飯何食べようかな)
身体も心もしんどくなったら…まとめ
今、職場で人間関係に悩んでいる人にお伝えしたいことをまとめていきます。

同僚や上司に相談・話を聞いてもらう
愚痴をこぼしたり、相談することで多少のモヤモヤならスッキリします。
相談が苦手だったり、他人に話すことに抵抗があるなら紙に殴り書きしても効果があります。
同じ部署の人には相談しにくい場合は、全く職場と関係のない友人や他職種の知人にアドバイスをもらったり、経験談を聞いたりしました。視野が狭くなっているときに、違った視点から考えることは大事だと思います。
一番の理想は信頼できる上司に相談することです。
しかし閉鎖的な空間では、なかなか浸透していないのが現状です。
参照:https://www.nurse.or.jp/nursing/shuroanzen/safety/harassment/index.html
どうしても無理なら休んでもいい
嫌な先輩に対して、神経をすり減らしていると心身共に不調をきたしてしまいます。
業務でペアになると知った前日は寝られなかったり…どうしても布団から出られない朝もありました。
そんな時は迷わず、体調不良で休んでいました(ごめんなさい)
多分師長さんは気付いて許可してくれてましたね。感謝しかありません。
私は、休日でも仕事のことで頭がいっぱいになって最初は上手に休めないことも多かったです。
とにかく自分の好きなことをしてリラックスして楽しく過ごせるようにしましょう。
どこにでも嫌な人はいるから辞めない方がいい?3年は続けないとダメ?
辞めたいと先輩に漏らすと、「他行っても同じだよ」「3年は頑張れ」とよく言われました。
結果的にコメダは最初の職場に3年以上は勤めていますが、その時の自分の優先順位と天秤にかけて退職は検討した方が良いと思います。自分の健康が一番です。
1 | 一日休んでも出勤が難しいなら休職を検討する |
2 | 部署異動を相談する |
3 | 心機一転したいから転職活動をしてみる |
4 | 看護師以外の仕事をする |
色んな選択肢があるからこそ、嫌な人間関係のせいではなく、自分のためになるような転職が出来たらいいなぁと思います。

おわりに
まずは、一人で抱え込まずに誰かに相談して、楽になりましょう。
私は当時を振り返って嫌な記憶しかありませんでしたが、こちらを気遣って毎日声かけてくれた先輩や他スタッフさんに感謝しています。
本当に辛いときには体に無理をして留まる必要はないと思います。
もう少し踏ん張りたい人や悩んでいる人の解決の糸口になったら嬉しいです。
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